穀雨（4/30-5/4）牡丹華さく（ぼたんはなさく）牡丹の花が咲きだす頃

新緑に気持ち良い風が吹く季節になりましたね🌿

今回は腸内環境をよくするにはどうしたら良いかを考えてみたいと思います。

①【食物繊維】で善玉菌のエサを与える

腸内細菌のバランスを整えるには、善玉菌のエサとなる「食物繊維」や「オリゴ糖」が欠かせません。
特に「水溶性食物繊維」は、便秘の改善、腸内フローラの多様性UPに効果的
・ 取り入れやすい食品：ごぼう、にんじん、ブロッコリー、バナナ、りんご、キウイ、わかめ、もずく

② 【発酵食品】で腸に“良い菌”を直接届けよう
発酵食品には、乳酸菌や納豆菌などの善玉菌が含まれ、腸内フローラのバランスを整えます。
・代表的な発酵食品：納豆、味噌汁、ぬか漬け・浅漬け

③ 【睡眠と生活リズム】で腸の修復をサポート
腸は自律神経とつながっているため、不規則な生活や夜ふかしが腸内環境に悪影響を及ぼします。

④ 【軽い運動】で腸のぜん動運動を刺激！
長時間座っていたり、運動不足になると、腸の動きも鈍くなってしまいます。

⑤ 【ストレス対策】で腸内フローラを守ろう
腸と脳はつながっており（腸脳相関）、ストレスが腸に悪影響を与えることが明らかになっています。

 

以上、腸内環境をより良くするための食品や生活習慣など簡単に説明させていただきました。

ただ、「健康や美容のためにきちんと腸活をしているのにうまくいっていない・・・」という話をよくお聞きします。これは以前話しました善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスが一人一人違っているので、積極的に摂らなければいけないものが、一人一人違うということです。例えば発酵食品や食物繊維をたくたん採っても良い腸内環境になる方と悪い腸内環境になる方がいらっしゃいます。ですので大切なことはお一人お一人の腸内環境（細菌叢）をより細かく正確に把握することが大切です。では、一人一人の腸内環境を調べるにはどうすれば良いのか、次回お話ししたいと思います。

良い季節にはなりましたが、寒暖の差が大きいですのでくれぐれも体調を崩されないようご自愛ください。