腸内細菌が喜ぶ冷飯🍚
2026年03月05日
啓蟄(3/5-3/9)|冬ごもりしていた虫たちが、姿を現し始める頃
そろそろ虫たちがモソモソと動き出す季節になりました。
さて、今日は腸内細菌たちが喜ぶ食べ物を紹介したいと思います。まず、「レジスタントスターチ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「レジスタントスターチ」とは、穀物に含まれる栄養素のことです。あえて日本語にするなら「難消化でんぷん」となります。
この「レジスタントスターチ」ですが、「腸活」に不可欠な水溶性食物繊維、不溶性食物繊維のどちらの特性も兼ね備えている栄養素なんです。「レジスタントスターチ」は消化吸収されにくいでんぷんのことであり、消化されずに大腸まで届き、食物繊維と同じような役割を果たすと言われています。
大腸まで届いたレジスタントスターチは、腸内細菌で分解されて糖になり、それが腸内細菌のエサになります。腸内細菌は糖が好物です。そして善玉菌の数が増えて、さらに善玉菌が「短鎖脂肪酸」を産生し、腸内環境が良くなっていくんです。良いことずくめです。
さて、この「レジスタントスターチ」ですが、どんな食べ物に含まれているかというと一番有名なのは冷飯です。ご飯を冷やすことでレジスタントスターチが増えるんです。一般的に言われるのが、4℃前後まで冷やすのがベストと言われています。つまり、冷蔵庫で冷やすのが良いことになります。
例えば、朝にお弁当を作り、お昼に食べるときレジスタントスターチは増えてます。つまり、常温で冷えたご飯を食べてもそこそこレジスタントスターチを食べてることになります。
それでは、カチカチに冷凍したご飯をレンジで温めるのはどうでしょうか?

これも、ある程度のレジスタントスターチはありますので大丈夫です。実は、一度レジスタントスターチが増えた冷めたご飯を温めても、レジスタントスターチはほとんど減らないことが分かっています。
ちなみに、温かい汁物をかけても大丈夫です。お茶漬け、カレーなども全然OKです。ご飯を炊いた後に冷凍ご飯にして保存している方って結構多いのではないでしょうか。冷凍ご飯をレンジで温め、それを食べることでレジスタントスターチを食べてることになります。もちろんその温めたご飯をお茶漬けにしても、カレーをかけて食べてもOKです。
まあ、一番美味しいのは炊き立てアツアツのご飯ですよね。ただ冷凍ご飯は味は落ちますが、栄養価は上がりますので、そう考えれば美味しくいただけるのではないでしょうか。
「冷飯を喰う」、と聞くと悪い印象ですが、実は温かいご飯より腸内細菌にはいい、と思うとなんだか面白いですね。
以上、腸内細菌が喜ぶ食べ物、」冷やご飯」、でした。