コロナのせいで見つかるがんが見つからない?
2021年12月10日
大雪|閉塞く冬と成る(そらさむくふゆとなる)天地の陽気がふさがり、真冬が訪れる頃(12/7~12/11)
街はクリスマスのイルミネーションに飾られワクワクする季節となりましたね。
今年もコロナウイルスにかき回されましたが、日本対がん協会によれば2020年の胃がん、大腸がんの診断数が2019年と比べ胃がんは13.4%、大腸がんは10.2%減ったということです。胃がん、大腸がんの有病率は2019年と比べほとんど変わりませんのでコロナウイルスによる影響のため検診や通院を控えた結果、通常であれば見つかっていたがんが約1割は見つけられていない、ということになります。また、特に早期がんの診断の減少が目立ったとのことで、今後進行した状態で見つかるがんが増え死亡率の上昇が懸念されます。
コロナウイルスによる影響で検診や通院を控えられている方が多いと思いますが胃がん、大腸がんは早期に見つかればお腹を切らなくても内視鏡で切除できます。ぜひお早めに受診して頂きたいと思います。
待合室のクリスマスホーリーです。クリスマスまで待ち切れませんね。